2月5日の日曜日にお迎えした。 iMacにhpの外付けモニターを増設した時点で、次はMac miniを買うだろうと予定はしていた。 Amazonでモニターを注文したのが2022年4月26日だから、10ヶ月ほどはAdobe Creative Cloudの重さに辛抱し続けたわけだった。もちろん、それよりずっと以前から。
Adobe Creative Cloudが毎日のように破損があるから修復、修復、修復します、パスワードくださいとそれはもうしつこかった。 突発的に日曜日の夕方に新宿へ出かけたのは、前日に4度もクラッシュさせられて、このままじゃMac壊されるわっ!と自覚したからだ。 しかもその数日前、Adobe CCを公式のアンインストールツールを使って全て クリアする作業したにも関わらず、アクティビティモニタに「残っている」のを見てしまったときは、往年のいかりや長介じゃないが(ダメだこりゃ)としか言葉出ず。
そもそもFigmaあればPhotoshopいらんでしょう、という頃合いになってサブスク料金を払い続けてまで何故、疫病神を家に入れるんだか。思い切れない、とはこの状況のことだ。悩ましい。
書きながら「古女房」という怒られそうなフレーズしか浮かんで来ない。叩き出してやると鬱々と思いながら実は尻に敷かれ続けるのがAdobeさんとの関係性な気がする。 まぁ触ると楽しいんだが。いや、「動けば!」楽しいのだがw
閑話休題。 Mac miniについて言えば、この世界
速いは正義だ。
もうほんとそれだけ。そこだけ。 買いに走った理由は実のところ、CC動きませーん。というネガティブな要素ではわりと動くのに億劫な私が 先にWiFiルータを新しくしていた。
細かい性能は省くが、ともかく光回線にした十数年前に分岐目的で買った安価なルーターだ。同じ2階同士の部屋でも間に鉄骨や大きな鉄の塊な階段があったりと無線環境にはきつい家の中で、今時のWiFiルーターに変えただけで激変があった。
速さは正義だ。その当たり前なことを体感で思い出した翌日の現役iMacとAdobe CCの不幸な関係は見過ごすことができなかったんだね。正義は完遂せねばあかんとばかり、服を着替えて、夜9時まではやってるよな、ビックカメラ・・と丸ノ内線へ
何台目のMacだろう。 eMac、G5、iMac2011、iMac2015、ときたので5台目だ。 途中Power BookとMac Bookでノートを2回買っているが家族 に渡して使っていないため、それほど多くない台数だ。
G5やSHARPのノートパソコンを手にした時、発売直後のPentium4を入れたDellを触った頃の悦びにはかなわないけど、MacだけならG5以来の愛おしさかも。
ゴミになるときを考えると、コンパクトなのもまた別の正義w
というわけで、3台のモニターというか、1台は一体式iMacを含む3つのディスプレイを、当初は1:1で使えば良かよ。と思っていたものの、デュアルモニターに慣れた人間が狭い箱の中で「書見台なし」みたいな使い方に戻るのは所詮無理だった。
繋いだ翌日には、いちばん古くてディスプレイの壊れているMid2011から外付け21インチを取り上げてしまい モニターアーム・21インチ:Mac mini 机の左手側・27インチ:Mac mini 机の右手側・iMac2015 という配置になった。(Mid2011は元々机下)
となると、独り立ちしてるiMac2015がおまえの大好きなNetflix専用機に落ちたわけね・・となるはずだったが、ディスプレイは結局、目が嗜好するものだと思い知る。
自分の目にはPRiNCETONのモニターがいちばん優しいのか、絹目っぽさが好みなのか、TVは小さくても大丈夫なたちも相まって他のディスプレイで観ていても21インチモニターの画面に移して観続けたり。
というわけで、今まで頑張ってくれてたMid2015 iMacはインターネット検索とメール専用機と化している。 Netflixもインターネットだけども!調べものとか参照中画面とか、ずっと観でなくても開いておきたいファイルを右側に置いておけるのは案外快適。 目に眩しすぎるiMacディスプレイはf.luxというアプリで上質紙ノート並みの色に変えて目を労ってます。
配置に続いて、設定メモの前に、ネットワークの話。 2台の場合はシンプルに1:1でEthernetケーブルを繋げば即ネットワークの中にお互いのマシンが見えるわけだが、3台の場合はどうするか。
Mac miniにはThunderbolt4(Type-C)が2口あるので、 1つ目をThunderbolt2 + 変換アダプタ + Thunderbolt4というケーブルでiMac2015に繋いだ。
あ。話が前後するが、Mac OSの移行システムは「途中まで」利用しました。 終わらないことで有名らしき移行システム。何時間やるつもり?進行状況くらい報告しろよってな感じでインジケーターも見えない残り時間表示もないもの。とっとと中断キャンセルしたが、ユーザープロフィールだけは真っ先にコピーしてあったらしく、新規マシンは旧マシンと同じユーザーとしてログインできた。 Apple IDも紐づいているので、特に設定する必要なく、ローカルネットワーク上でも同じ人物が2台のコンピューターにログインしているんだね、と理解されているため、実ケーブルで繋いだらすぐ、手許でいじっているマシンと同等に全部まるッと開ける。つまりパーミッションとしては「自分」でオーナーだからsu権限で楽だった。
で、Mid2015と無事繋がると、元々Mid2015とEthernetで繋がっていたMid2011とも同等に仲良しに。 まっさら新品の速度で画面共有もさっくり入れるため、足元でディスプレイも入力機器もなく寂しい立場なMid2011も直に触れ快適。(プリンタ接続にしか使ってなくて不憫だけど)
そして2口目のThunderbolt4(Type-C)には2台目のモニターを繋ぎ、これは変換アダプタを挿むことなく「HDMI–Type-C」という追加ケーブルを購入。
Mac miniを持ち帰り、ディスプレイの配置とか試しながら、進めていった設定メモ。 忘れそうなので、インストールした順に書き出しおいた。
Google Chrom
VS Code
iTerm2
iTerm2はまだ.zshrcファイルがないためカラー着色を生かすコマンド
1touch .zshrc
2open .zshrc
3
4export CLICOLOR=1
5export TERM=xterm-256color
6
7source .zshrc
.zshrc ファイルを作成、 そのファイルをopen exportの2行を書き込んでsourceで実行
GitHub Desktop
Homebrew
…ここで「Installing Command Line Tools for Xcode」と言われた
パスが通ってないと警告メッセージが出たので先ほどの.zshrcに追記。
1export PATH=/opt/homebrew/bin:$PATH
これでMacintosh HDボリューム直下のopt/ディレクトリにインストールされたhomebrewが使えるようになりました。
これ確か以前にハマった憶えがあったのでググってわかりやすい説明の載っていた Homebrewインストール時に「/opt/homebrew/bin is not in your PATH」が発生した際の解決方法 を参考にさせていただきました。
で、Homebrewが終わったと安心した時点でブラウザからダウンロード系へ
Transemit4
Adobe Creative Cloud
Docker
FTPクライアントの「Transemit4」は使うかな、どうだろう・・と迷いましたが、せっかくライセンスを持っているので、新マシンに移行しておかないと失くす。と https://panic.com/ へいそいそと行きました。
現在はTransemit5で、45ドル 前バージョンの4をダウンロードするのもLibraryからリリースノートとしてすぐ見つかったし、ライセンスを忘れた場合も購入時のメールアドレスをフォームに入れれば即座に再送してくれるのはcodaユーザーの頃からよく知っていた。
私の場合は、購入歴のある3つのアプリの3つのライセンスキーが同時に送られてくるのだが、久しぶりにこのサービスに接するといたく感動する。
当時の値段は曖昧な記憶だが、45ドル程度で、10年、20年越しにこのサービスを提供する企業ってどれだけあるんだろう。 もちろん旧マシンから新マシンへのデータ移行もエクスポート機能ひとつでスムーズでした。
今はcodaじゃなくnovaというMac用の美しいエディタを提供しているんですね。
と再びの閑話休題。
ここまで来たらもう通常作業に行けるだろうと、VS Codeの設定同期をちゃちゃっと済ませ、
Docker
Figma
Slack
それぞれのDesktop版をインストールしてオンラインのアカウントと結んで完結。